英断か愚行か・・・。 その1
こんにちは。koheiです。
10月2日(金)、ホンダが2021年シーズンをもって、パワーユニット(PU)サプライヤーとしてF1世界選手権への参戦終了を発表しました。
理由は、燃料電池車や電気自動車など、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発に経営資源を重点的に投入していく必要があるためという話である。
ホンダにとって、どのようなメリット・デメリットがあるのだろうか。
【ホンダのメリット】
撤退することにより、資金面での余裕が出来ること。F1開発していた人材をこれからのパワーユニットやエネルギー領域で活用出来ることなどが考えられます。
【ホンダのデメリット】
日本国内外の数多くのファン、ホンダユーザーやレース関係者の失望と怒り。
又、国内のF1を目指して走っていたレーサーにも希望を失わせた。
第3期(2000年から2008年)
エンジンサプライヤーとして、F1に復帰。
2002年には、2チームにエンジ提供を。この年に、佐藤琢磨F1デビュー(ジョーダンホンダから)
2003年再び1チームへエンジン提供(BARホンダ)佐藤琢磨は、BARホンダのテストドライバーへ。(佐藤琢磨は日本GPのみ出走)
2004年から2005年まで、佐藤琢磨BARホンダのドライバーへ。
2006年からワークスへ、そしてスーパーアグリF1へエンジン提供。(ドライバー:佐藤琢磨、井出有治→4戦のみ)
2007年前年同様ワークスとして参戦し、スーパーアグリF1チームにエンジン提供する。
2008年、折からのリーマンショックによりスーパーアグリF1がシーズン途中で撤退。ホンダワークスチームもシーズン後に撤退となる。
(2009年に参戦した、ブラウンGPは、ホンダから購入した車でチャンピオンを獲得する。棚ボタ)
上記のように、日本人にとって、ホンダがF1に参戦していることがF1への大きな足掛かりになっていた。ホンダがF1から撤退するという事は、日本人F1ドライバー誕生が遠のいたといって過言ではない。
次回は、第4期について、書こうと思います。
ありがとうございました。
写真はRA107