ヘイキ・コバライネン
koheiです。
今回は、ヘイキ・コバライネンを紹介します。
コバライネンは、ハッキネンやライコネンと同じフィンランド出身の元F1ドライバーです。1981年10月19日生まれ。
フェルナンド・アロンソ(05・06チャンピオン)やフェリッペ・マッサと同級生。
上記2名と比べると、遅咲きのF1ドライバーである。
2007年フェルナンド・アロンソが、マクラーレンへ移籍することにより、
ルノーのテストドライバーからレギュラードライバーへ昇格。
デビューイヤーは、30ポイント獲得し、ランキング7位。この年の最高位は、富士スピードウェイの日本GPで2位表彰台。同郷のライコネンとの熾烈なバトルは感動した。
2008年・2009年マクラーレンへ移籍。
アロンソと入れ替わる形で、マクラーレンへ。チームメイトはルイス・ハミルトン。
ハンガリーGPで自身初のF1初優勝をする。この年、2位、3位も1度づつ獲得し、前年同様ランキング7位。
2009年、表彰台を獲得できず、ランキング12へ後退。バトンの加入が発表され、新たなチームへ。
2010年11年ロータスへ移籍。
下位チームへの移籍という事で、目立った成績は見られなくなる。0ポイントでシーズン終了。
2011年も0ポイントでシーズン終了。だが、予選でチームメイトを上回るなど、車のポテンシャルを考えると驚異的早さも見せる。自身の発言から、「キャリア最高のシーズン」とされる。
2012年同チームに残留。名称がケータハムへ変更。初戦リタイアするが、残りはすべて完走する。下位を走行することがほとんどで、0ポイントでシーズン終了。
2013年ケータハムのリザーブ兼開発ドライバーでケータハムに復帰。
同年、同郷のライコネンが手術するにあたり、ロータスから代役に抜擢され、残り2戦を走行するがポイント獲得ならず。
来年の契約更新にあたるも、シート獲得できず。
通算1勝。
フィンランド人は、ハッキネン、ライコネンとワールドチャンピオンを獲得してきていることを考えると、もっと大きな数字を期待してしまうが、1勝もできなず、F1を去っていくドライバーが多いことを考えれば、立派な数字である。
ルイス・ハミルトンと同じシーズンにF1へ来て、比較されることが多かったコバライネン。同チームにいたこともあるが、マクラーレン=ハミルトンのチームに入り、ハミルトンが優先されていて、速いのは普通。イコールコンディションではなかった。
(後に、コバライネンも上記の発言をしているし、2007年アロンソも1年でマクラーレンを去っていることを考えると、あながち嘘ではないと推測される。)
私は、彼を高く評価しているのでただただ、もったいない。過小評価されすぎている気がしてならない。
2015年以降、日本国内のレースに参戦している。他のカテゴリーでも活躍してほしい。
最後までありがとうございました。