必殺仕事人、マーク・ウェバー その②
koheiです。
前回に引き続きマーク・ウェバーについて書いていきます。
これから最後のチームになるレッドブルへ移籍します。
【レッドブル】2007年~2013年
2007年、以前在籍していたジャガーチームをレッドブルが引き継ぐ形で2005年から参戦した新しいチームへ移籍する。チームメイトにデイビット・クルサード(イギリス)
マシンの信頼性不足からリタイヤが多くみられたが、ヨーロッパGPでは、久しぶりに表彰台を獲得(3位)する。
雨の日本GPでも、セイフティカー先導中2位を走行していたが、セバスチャン・フェッテルに追突され、リタイアしてしまった。この年ランキング12位
2008年前年のマシンの信頼性は改善され、リタイアが減り、コンスタントにポイントを獲得する。ランキングも11位へ。チームメイトのクルサードが引退する。
2009年、この年からチームメイトにセバスチャン・フェッテルを迎える。フェッテルは、昨年姉妹チームのトロロッソで最年少優勝をしていた。
タイヤに厳しいマシンではあったが、信頼性・速さのあるマシンになっていた。
ウェバーも念願の初優勝をドイツGPで獲得する。この年2勝し、表彰台も8回獲得する。
ランキング4位へ。
2010年マシンは最速、信頼性も高く、年間4勝をする。
チームメイトのセバスチャン・フェッテルがワールドチャンピオンを獲得した。一方マークはランキング3位。
2010年のトルコGPは、熱かった!早いドライバー2人は、どこのチームでも、ぶつかります!!( ゚Д゚) ドライバーの確執が始まる。
2011年マシンの信頼性は高いものの、なかなか勝てず、最終戦で1勝をするのみ。安定した走りで、表彰台は10回上がっている。ランキングは3位を維持する。
チームメイトが2年連続でワールドチャンピオンを獲得する。
2012年安定した走りは見せるものの、速さが足りず、年間2勝、ランキングが6位へ。
やはりチームメイトがワールドチャンピオンを獲得する。
2013年F1キャリアの最後の年。未勝利であったものの、ランキングは3位を獲得する。
安定した走りは健在で、確実にポイントを獲得する。
チームメイトが4年連続でチャンピオンを獲得する。
最後の年、我慢の必要性はなくなり、レース後の控室で、チームバトル勃発!!
2013年をもってF1から引退する。
F1優勝回数9回。
2014年からは他のカテゴリーでレースをし、2016年レーサーとして引退する。
その後、F1インタビュアーとして活躍している。
セバスチャン・フェッテルとは、2007年の日本GPからクラッシュしていたし、馬が合わないというか、そりが合わないというかぶつかり合う運命みたいなものを感じますね。
セバスチャン・フェッテルがワールドチャンピオンを獲得する中で、影が薄くなってしまった印象はあります。
チャンピオンまではなれなかったですが、万年最下位のチームでポイントを獲得し、徐々にステップアップしてきた功績や速さは本物でした。
最後までありがとうございました。