英断か愚行か・・・。 その2
こんにちは、koheiです。
引き続き、ホンダについて書いていきます。
2015年からマクラーレンにエンジンを提供する形でF1へ復帰を果たすことでホンダ第4期が始まる。
第4期(2015年~2021年予定)
2015年マクラーレンにエンジン提供。久しぶりのマクラーレンとのタッグを組むという事と、05,06チャンピオンのアロンソ(スペイン)、09チャンピオンのバトン(イギリス)という事で、期待されていたが、期待を下回る結果でシーズンを終える。
アロンソは、ホンダの母国(日本GP)で、非力なエンジンに対して、gp2エンジン、gp2!!wooo!!!と発言している。(gp2とは、F1の下のカテゴリーの事)
ユーチューブにもアップされていますので、興味のある方はチェックみてください。
2016年も同様にマクラーレンへエンジンを提供。前年に比べ、入賞回数が増えたものの優勝はおろか表彰台も取れずにシーズン終了。
2017年ドライバーがバトンからバンドーン(ベルギー)へ変更になる。
結果から言えば、前年を下回る結果となり、マクラーレンとのタッグは、結果を残せないまま終了となる。
2018年から新たなパートナー、トロロッソへエンジン提供を開始する。
ドライバーは、ガスリー(フランス)とハートレイ(ニュージーランド)
トロロッソというチーム自体が、上位チームではない事で、前年同様、優勝無く表彰台に上がることなく、シーズン終了。
2019年トロロッソとレッドブル2チームにエンジン提供を開始。
レッドブルは、数年前までチャンピオンチームという事、又、ホンダエンジンの改良が進み、レッドブルは、コンスタントに入賞。優勝3回記録する。
2020年前年同様、2チームにエンジンの提供し、参戦中。
2021年をもって、F1からの撤退を発表。
ホンダ第3期、優勝1回。
第4期、優勝数は変更があるかもしれないので、何とも言えませんが、決して成功をして撤退するとは言えない状況です。
F1は、常に開発がされている、世界最高峰のレースの中の一つです。
ホンダが参戦して、他のチームがエンジン開発をしていないのであれば、追いつく事はたやすいですが、他のチームも開発しているわけで、参戦しました、はい!優勝!!なんてことはあり得ません。
短期的に結果を残そうと考えていたのであれば、そもそもF1に参戦が間違っていたとしか言いようがありません。
長期的に考えていたのであれば、ホンダの長期は何年?を考えていたのでしょうか。
撤退は残念ですが、そもそも論として、なぜF1に参戦したのでしょうか?
参戦したこと自体が、愚行のように思えてしまう。
最後までありがとうございました。