F1ドライバー セバスチャン・フェッテル
こんにちは、koheiです。
前回に引き続き、ドライバーの解説をしてきます。
今回、ご紹介するのは、セバスチャン・フェッテル(ベッテル)です。
1987年7月3日生まれのドイツ人、33歳
2007年、ロバート・クビカのクラッシュを受け、代役でアメリカGPに出走し、見事、入賞する。その時点での、最年少入賞を記録する。
上記の結果を受け、中堅チームトロロッソからレギュラードライバーとして参戦する。
雨の日本GPで上位を走行する場面も見られる。(決勝ではリタイア)その後の、中国GPでも、雨のウェットレースで、4位獲得する。(トロロッソチームの戦闘力を考えると奇跡的なこと)
2008年もトロロッソから参戦する。
この年、最も記憶に残っているのは、初優勝するイタリアGPでの事。予選・決勝共に雨のレースでポールツゥーウィン(予選1位・決勝1位)を達成。チームにとっても本人にとっても、初優勝!最年少優勝・最年少表彰台・最年少ポールツゥーウィンを達成(21歳73日)雨のレースでベテラン顔負けのレース展開を披露する。ランキングも一ケタの8位。
2009年レッドブルへ移籍。
トロロッソよりも戦闘力のあるマシーンを手にする。年間で4勝を挙げ、一躍トップドライバーへ。ランキングも2位へ。このころは、若さゆえの粗削りな部分や精神的な若さが見えていた。
2010年同じくレッドブルから参戦する。年間5勝を挙げ、最終戦までもつれ激戦で、初めてのワールドチャンピオンを獲得。
この年、最年少ワールドチャンピオンの獲得できるか、話題になっていました。ドライブにムラが見られ昨年に引き続き、同じ轍を踏むような感じがあったものの、これ以降粗削りな部分は消えていく。
2011年同じチームで11勝の圧倒的強さで、ワールドチャンピオンを獲得。
2012年同じくレッドブルで5勝をし、ワールドチャンピオンを獲得し、3年連続チャンピオンとなる。
2013年19戦中13勝という圧倒的な強さ・速さでワールドチャンピオンを獲得する。後半9戦1位という強さでした。4年連続チャンピオン。
2014年エンジンが2400cc~1600ccに変更になった年、未勝利。ランキングも5位へ。
2015年フェラーリへ移籍
チームメイトに、友人ライコネンとのタッグ!
年間で3勝したものの、チャンピオン争いできるほどの競争力がなく、ランキング3位。
2016年も競争力のあるマシーンではなく、未勝利でシーズン終了。ランキングも4位へと後退。
2017年同じくフェラーリで走行し、序盤戦はメルセデスといい勝負をしていた。
中盤戦以降、失速した。年間5勝したものの、ランキングは、2位でシーズン終了。
第8戦のアゼルバイジャンでは、ハミルトンに故意に車をぶつけたとして、ペナルティーを受ける。
2018年もフェラーリで5勝するものの、ランキングは2位。昨年同様、序盤戦はいいものの、中盤戦以降、失速した。
2019年、チームは同じフェラーリで、チームメイトにシャルル・ルクレールになる。年間を通じて、1勝のみランキングも5位へ後退。
あまり戦闘力のないマシーンで2008年初優勝したことから、相当な実力と運も持ち合わせている。レッドブルに移籍し、早いマシーンでも、早い(当たり前か)。
ただ、近年はメルセデスの早さの前に、力負けしている事は確かで、ドライバーの腕だけでどうにかできるような状況ではない。
来年は、チームを移籍するということで、力強いマシーンを手にして、チャンピオンになってほしい。
ライコネンもセブ(フェッテル)もF1を見ている方からベタスギ!!と思われるかもしれませんが、見ていて、引き付けられる魅力を持っているドライバーだと思います。
最後までありがとうございました。